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粘度計 オストワルド No.2
Viscometer Ostwald No.2
こんな分野で使われています
●(使用方法)下の球状部に5~8mLの範囲(常に一定体積)の液体試料を、ピペットなどを用いて入れてください。粘度計を標線Aの上方まで粘度計用恒温水槽に浸します。液体試料を標線Aの上方まで吸い上げた後、自然に流下させ、標線AからBまでの体積の液体試料が、毛細管を流下するのにかかる時間を測定します。同じ方法で、粘度既知の標準液を測定しますが、そのとき下の球状部に入れる液体の体積が同じになるように注意してください。
この商品について
●型式:No.2
●粘度計No.:2
●毛細管内径:0.75
●材質:ほうけい酸ガラス
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よくある質問
Q.粘度計とは?
A.JIS Z8803で毛細管・落球・回転式に分類される。本製品は毛細管粘度計を製造しています。少量で比較的精度良く動粘度を直接測定できるのが特徴。原理は、一定温度下で液体が毛細管を自然落下する時間を計測し算出する。※ニュートン液体専用で、非ニュートン液体(グリース、マヨネーズ等)には不適。
Q.選定方法は?
A.①対象試料の規格や試験法を確認(JIS等で寸法が決まる場合あり)。②型式を選ぶ:キャノン・フェンスケ=一般用、ウベローデ=高精度、不透明液は逆流形、オストワルド=相対粘度用。③試料の動粘度に合った測定範囲の型番を選ぶ。例:30mm²/sなら026110-0035。用途や試料量、精度の違いも考慮。
Q.校正方法は?
A.JIS Z8809で規定された標準液を使用。標準液で自校正可能。メーカーにて有料で校正可能で、その際は定数入りの検査表を再発行。
Q.粘度計定数はどう決める?
A.標準液を恒温水槽で測定し、動粘度を落下秒数で割って算出。例:40℃、動粘度10、落下500秒→定数0.020。
Q.動粘度と粘度の換算は?
A.動粘度(mm²/s)=粘度(mPa・s)÷密度(g/cm³)。
Q.定数を指定購入できる?
A.できない。同じ型番でも毛細管内径のばらつきがあり、加工後に実測して定数を決めるため。
Q.測定時の注意点
A.試料量を一定にすること(ウベローデ以外)、恒温水槽を使用すること、垂直に取り付けることが必要。測定後は洗浄・乾燥を徹底し、汚れを残さないこと。
Q.ウベローデ026130-003で80秒だったが使える?
A.定数0.03×80秒=動粘度2.4。この範囲なら本来は1~5cSt用(026130-0005)が適切。80秒程度でも使用不可ではないが、精度は低くなる。JIS K2283では200~1000秒の範囲を推奨。
Q.日本薬局方に使用できる?
A.使用可能。「第一法 毛細管粘度計法」はJIS K2283のウベローデとほぼ同じ。
Q.試験温度100℃で測定したい場合
A.キャノン・フェンスケでは試験温度と校正温度の差で誤差が生じる。精度を重視する場合は校正不要のウベローデを推奨。
Q.キャノン・フェンスケ逆流で値が安定しない
A.測時球が濡れた状態では正確に測定できない。1回ごとに洗浄・乾燥が必要。
Q.オイルに使える粘度計は?
A.使用可能。カタログ記載の動粘度測定範囲から選定。石油製品の粘度測定法(JIS K2283)を参考にして設計。
Q.水30℃で落下100~150秒のものは?
A.水の動粘度0.8を基準に計算。100秒なら定数0.008、150秒なら0.005。よって0.005~0.008程度の定数の粘度計が該当。
Q.ポリマー測定はどのJIS?
A.「JIS K7367 プラスチック-毛細管形粘度計による希釈溶液の測定」が参考。固有粘度から粘度平均分子量を求める式も規定。
Q.25℃で測定できる?
A.恒温水槽のみでは温度が安定しない。外部の低温循環水槽などと併用して水温を一定に保つ必要がある。
Q.オストワルド粘度計の見分け方
A.外観は同じ。SIBATAロゴ上の識別マークで区別(C=ポリ酢酸ビニル用、A=ポリビニルアルコール用)。