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デジタル粉じん計 LD-5R
Digital Dust Indicator LD-5R
こんな分野で使われています
●ポンプを内蔵し、吸引流量が安定しています。
●測定中の積算カウント値、瞬時濃度、濃度値の推移(トレンドグラフ)をボタン切替で液晶画面に表示できます。
●構成部品の情報を画面上で呼出してメンテナンス時期を確認できます。
●ロギング機能により簡単な操作で測定値を記録できます。
●ロギング測定にて記録した測定値を、オプションのソフト付通信ケーブルでパーソナルコンピューターに取り込めます。
この商品について
●型式:LD-5R
●測定原理:光散乱方式
●測定範囲:0.001~10.000mg/m3(標準粒子に対して)
●測定精度:±10%(標準粒子に対して)
●光源:レーザーダイオード
●測定感度:1CPM=0.001mg/m3(標準粒子に対して)
●測定モード:■タイマー測定:設定時間1分、2分、10分、60分、240分、任意設定、手動。 ■ロギング測定 収録点数 : 60000点記録 周期最小:1秒 測定時間最大:9999時間59分 収録内容 : CPM値、測定開始時刻、データ数、記録周期 他 ■スパンチェック:感度自動補正 ■BGキャンセル:BG設定・記録・減算
●出力:■無電圧パルス出力:オープンコレクター 耐電圧12Vmax ■電圧出力:0~1000CPMに対して0~1V、0~10000CPMに対して0~1V
●通信:USB専用通信ソフト(オプション)によるデータの読込および本体の設定
●吸引流量:1.7L/min
●表示部:カラーグラフィック液晶ディスプレイ
●表示内容:積算カウント、測定時間、バーグラフ。瞬時値(CPM)。トレンドグラフ。現在時刻。質量濃度変換値、K値、電池残量
●動作環境:温度0~40℃ 湿度5~90%rh(結露がないこと)
●電源:■単3乾電池:アルカリ乾電池×6本 使用動作時間 約10時間 ■ACアダプター:AC100V 50/60Hz
●寸法・質量:184(W)×68(D)×109.5(H)mm 約1.1kg(電池を含む)
●付属品:ACアダプター、単3乾電池×6本、肩掛ベルト、フィルター
●用途:作業環境、ビル環境測定"
その他・注意項等
●通信ソフト(オプション)動作可能OS:Windows 7/8.1/10
オプション商品・スペアパーツ
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アナログ・パルスケーブル - ¥5,250
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PM2.5サイクロン LD-5/5R用 - ¥133,000
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三脚 3段式 - ¥7,600
- ¥8,000
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PM4サイクロン LD-5R用 - ¥160,000
- ¥160,000
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吸気アダプター LD-5R/5D用 - ¥7,600
- ¥8,000
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高性能バックアップフィルター LD-5R用 - ¥4,550
- ¥4,800
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ソフト付通信ケーブル LD-5R用 - ¥14,250
- ¥15,000
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アナログパルスケーブル LD-5R用 - ¥5,700
- ¥6,000
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採気口 パッキン付 LD-5R用 - ¥21,850
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ソフトケース LD-5R用 - ¥7,600
- ¥8,000
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トアロンチューブ 10×14.5 10m - ¥6,650
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ACアダプター PA-314 - ¥11,040
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よくある質問
Q.光散乱方式とは?
A.粉じん計には「光散乱方式」「光吸収方式」「圧電天秤方式」などの原理があります。このうち光散乱方式は高感度で操作が容易、小型軽量化も可能なため最も広く使用されています。原理は空気中の粉じんに光を当て、その散乱光を測定するものです。私たちの生活でも、朝日がカーテンの隙間から差し込む光の筋や、映画館の映写光線、たばこの煙に浮かぶスポットライトなどでこの現象を確認できます。煙がなくなると光の筋が見えにくくなるのは散乱量が減るためで、これが光散乱方式粉じん計の基本原理です。
Q.粉じん計のK値(質量濃度変換係数)とは?
A.K値は、「光散乱方式」の粉じん計で求められた測定値(単位:cpm)を質量濃度(単位:mg/m3)に変換する際に使う係数です。 作業環境、室内環境等の粉じん濃度は一般的にはmg/m3という質量濃度で評価されますが、「光散乱方式」の粉じん計は、直接粉じんの質量を量っている訳ではなく、それと比例している散乱光の強弱を測ってcpmという単位で表現しています。そのため「光散乱方式」の粉じん計は相対濃度計とも呼ばれています。 ある粉じん質の散乱光量(cpm値)と、それが何mg/m3の粉じん濃度に相当するかは、同一粒子系であれば直線的に比例することが分かっていますので、測定現場で比例直線の傾きを求めれば粉じん計によって求められた測定結果をmg/m3(粉じん濃度)に置き換えることができます。この傾きがK値(質量濃度変換係数)になります。
Q.「光散乱方式」の粉じん計のメリットは?
A.光散乱方式の最大の利点は、粉じん濃度やその変化に極めて敏感に反応し、1μg/m³レベルの微量からリアルタイムで検出できる点です。標準的な測定は分粒装置とろ過捕集法を用い、ろ紙で粉じんを捕集して電子天秤で秤量しmg/m³単位で評価しますが、捕集に時間がかかり効率が悪い、現場ですぐに濃度が分からない、装置が大きく電源も必要などの欠点があります。光散乱方式はこれらを補い、小型軽量で即時測定が可能なため効率を大幅に改善します。ただし質量濃度に換算するK値を得るには、ろ過捕集法との併用が必要です。
Q.「光散乱方式」の粉じん計を使う場合は、現場で必ずK値(質量濃度換算係数)測定が必要か。
A.必ずK値の測定が必要になるという訳ではありません。 業界内の現場の粒子系が概ね同一であろうと推測されている一部の業界では、使用条件に制約を持たせながらK値の公示をしています。公示されているK値を利用できる測定であればK値測定をすることなくそのK値を使うことができます。 また粉じん測定では、cpm単位の相対濃度での評価で充分な場合や、質量濃度で表現はするが絶対値としての精度はあまり求めないという場合が多くありますので、そのような場合もK値測定を省略する傾向があります。
Q.オイルミストの測定はできますか?
A.油による測定器内汚染、オイルミストに対する感受性の特異性、正確な質量濃度を導くことは難しいことなどの問題点がありますので、前向きなお話はなかなか出来ませんが、ある程度の制約の中で利用可能ではあります。この件につきましては別途お問い合わせください。
Q.測定結果が非常に高い場合は?
A.SPAN CHECK(スパンチェック)の状態になっていないかどうかご確認ください。 SPAN CHECK状態ですと、周囲の粉じん濃度が低くてもそれに関わらず数百cpmのカウントを打ちます 。 測定時は側面の黒いつまみを引出し、回転させてMEASURE(メジャー)の位置に(BG測定の場合も黒いつまみはMEASUREの位置)合わせてください。 MEASUREの測定状態にも関わらず高い値が出るということは、周囲の環境がそのような状況か、もしくは非常に感受性の高いエアロゾルを測定しているかのどちらかになります 。
Q.作業環境測定用粉じん計はどれですか?
A.作業環境測定用粉じん計として以下のような粉じん計があります。デジタル粉じん計(粉塵計)LD-5R/デジタル粉じん計(粉塵計)LD-5D/デジタル粉じん計(粉塵計)LD-6N2などがあります。LD-5Rは高機能モデル、LD-5Dは高濃度粉じん用、LD-6N2は個人ばく露測定用です。
Q.ビル管理測定用粉じん計はどれですか?
A.ビル管理測定用粉じん計として以下のような粉じん計があります。デジタル粉じん計 LD-5R(粉塵計)/デジタル粉じん計 LD-3S(粉塵計)/室内環境測定セットIES-5000Rなどがあります。LD-5R型はベーシックモデル、LD-3Sは廉価版です。IES-5000Rは粉じんを含むビル管理6項目の総合測定器です。
Q.併行測定を行う場合、粉じん計以外に何が必要になりますか?
A.エアサンプラー、電子天秤、電子天秤用防振台、ろ紙保管用デシケーター、エアサンプラー運用に必要な部品、天秤秤量に必要な道具と環境などが必要になります。エアサンプラーは吸引流量調節範囲の違いにより大別してローボリウムエアサンプラーとハイボリウムエアサンプラーの2つに分けられます。また粉じん捕集の際は捕集する粉じんの粒子径が決まっている場合が多いですので、各々のサンプラーは捕集粉じんの粒子径でも区別されます。エアサンプラーの機種選定の際は「ローボリウムかハイボリウムかの選択」と共に「捕集粒子径による選択」が必要になります。電子天秤秤量ではμgオーダーの秤量をしますので、安定した温度や湿度、振動が無い静かな環境を必要とします。基本的には実験室のような環境が必要になるとお考えください。
Q.「ずい道等の建設工事」における粉じん計K値(質量濃度変換係数)はいくつですか?
A.ずい道等建設工事における粉じん対策に関するガイドラインの別紙、「換気の実施等の効果を確認するための空気中の粉じん濃度、風速等の測定方法」で示されている粉じん計K値は以下の通りです。測定機器の質量濃度変換係数は、LD-2 が 2 mg/m3/cpm、P-5L・P-5L2・P-5L3 が 0.04 mg/m3/cpm、LD-1L・LD-5D が 0.02 mg/m3/cpm、P-5H・P-5H2・P-5H3 が 0.004 mg/m3/cpm、LD-1H・LD-1H2・LD-3K・LD-3K2・LD-5・LD-5R が 0.002 mg/m3/cpm です。
Q.「受動喫煙防止対策」における粉じん計の質量濃度変換係数(K値)はいくつですか?
A.2020年4月1日より改正健康増進法により、受動喫煙のルールが変わりました。 「脱煙機能付き喫煙ブースの効果を確認するための測定方法の例(厚生労働省)」、および「なくそう!望まない受動喫煙」WEBサイト(厚生労働省受動喫煙対策特設サイト)の脱煙機能付き喫煙ブースの効果を確認するための測定方法により、粉じん計の質量濃度変換係数(K値)は副流煙の値を使うことになっております。測定機器 LD-5R、LD-3K2、LD-5 の質量濃度変換係数はいずれも 1.2×10⁻³ mg/m3/cpm です。
Q.「ビル管理測定」における粉じん計K値(質量濃度変換係数)はいくつですか?
A.粉じん計 LD-3S、LD-5R、LD-5、LD-3B/3C、LD-2、LD-2I の質量濃度変換係数はいずれも 1.3×10⁻³ mg/m3/cpm です。
Q.持ち運びのできる粉じん計の中で、連続測定の記録したデータを、本体とパソコンの両方で確認や利用できる機種はありますか?
A.LD-5R、LD-5D、LD-6N2があります。LD-5Rのパソコン用ソフトウェアは、別売が必要になります。
Q.デジタル粉じん計の吸引流量は?
A.デジタル粉じん計の吸引流量は、LD-5R が 1.7 L/min、LD-3K2 と LD-3S が 3.4 L/min、LD-5D が 1.5 L/min、LD-6N2 が 2.0 L/min です。
Q.デジタル粉じん計とパーティクルカウンターはどのように使い分けをすれば良いですか?
A.クリーンルームなど一般室内や野外レベルよりきれいな環境ならパーティクルカウンターで、それ以上粉じん濃度が高いビル環境や作業現場、学校などは粉じん計が適しています。
Q.デジタル粉じん計 LD-5シリーズ 修理費用
A.代表的な不具合に対する修理費用の目安です。実際の修理内容や部品代により金額が変動する場合がありますので、参考としてご確認ください。 ●高濃度粉じんを吸引してしまった場合:65,000~70,000円(技術料・部品交換含む) ●アナログ出力不良の場合:40,000~65,000円(技術料・部品交換含む) ●ポンプ交換の場合:50,000~65,000円(技術料・部品交換含む)